美容室にとって一番大切であるのはお客様の理想のヘアスタイルの提供である事は間違いないのですが、それだけではお客様の満足度はあがりません。
癒し空間の提供など、サロンというハードに独自性を持たせる事が出来たのであれば、今度は従業員や施術内容といったソフトも充実させていくことが重要となってきます。
私たちのサロンで実際に取り入れていたり、検討しているものをいくつか挙げてみます。
普段の生活で痛むのは髪の毛だけではありません。紫外線やストレスなどで常に頭皮も痛みます。髪の毛をいたわるなら、まずその土台になる頭皮からいたわりたいですよね。
お客様にとっては気持ちの良いリラックスできる時間にもなりますし、心も体も癒す効果は抜群なので、人気メニューになると思います。
一昔前はファッションに合わせ、「髪質や骨格に無理があっても、髪が痛んでも構わない」という流れもありました。しかし今の美容界は素材を生かすヘアデザインを提供する風潮になっています。お客様自身も、髪の痛みに敏感になってきています。お客様の意識の変化に合わせたトリートメントメニューの充実は、こまめなリピートを誘導する意味でも有効です。
私達のサロンでもトリートメントメニューは人気がありますし、お客様の意識を高める事で、物販のトリートメントなども薦めやすくなるのではないかと思います。
シャンプーの時のハンドマッサージやブロー前のマッサージはサロンではサービスのような形で行われている所がほとんどだと思います。普通はアシスタントが任されますが、忙しい時などどうしても雑になりがちな作業です。
「マッサージ位…」と思う方もいるかもしれませんが、お客様の中にはこういったサービスを楽しみに来店される方も多く、一度の手抜きでお客様を逃す危険もあります。
アシスタントがスタイリストになった時、初めて自分のお客様という意識が高まるものですが、アシスタントであっても担当する以上自分の大切なお客様。この意識をアシスタントの内からしっかり身に付けさせる事は、スタッフの成長だけでなくサロン全体の大きな武器になるので、もう一度徹底してみるのも大切な事だと思います。